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ドラマ『Nのために』で理不尽な理由で
家族を追い出した、杉下希美の父親・晋。
その身勝手な行動により、その後
希美は数奇な運命へと導かれてしまいます。
今回は、この人間として、夫として、父親として
どうなの？という杉下晋をネタバレ解説します。
希美の父親・晋は、一人娘の早苗と
結婚し婿に入ります。
早苗の家は大きな会社を経営していて
晋を後継者に選んだのです。
晋には事業の才覚があったので
会社を大きくします。
事業もうまくいって華族も円満。
傍目には順風満帆に彼ですが
大きなストレスを抱えていました。
自分の人生は他人喜ばすことだけに
使われている、自分はちっとも楽しみがない。
結婚して婿に入り、ずっと我慢の人生だった。
妻は自分に何もかも任せっぷりで
贅沢のし放題。
そして、自分は50歳までは生きられない
という、変てこは理由をつけて
残りのわずかな人生を自分のしたいように
生きようと、家族を追い出した。
まあ、我慢の限界に達したということですね。
でも、やっぱり父親としては
理解に苦しむ行動です。
この希美の父親・晋はその後はどうなるので
しょうか？
一番、興味があるのがやはり50歳の件です。
晋の父親と祖父が50歳まで生きられなかった
ということで、自分も50歳手前で亡くなる
という主張なのですが
根拠は、二人も50歳前で亡くなった。って。
じゃんけんで、2回連続で負けたから次も必ず
負けると言っているのと同じです。
しかも、その亡くなった二人は病気という
訳ではなく、不慮の事故っていうんですから。
まるで、理由になってないですね。
これについては、多分に家族を追い出すための
理由づけなのでしょう。
で、問題の50歳を
超健康体で何事もなく迎えました。
愛人とのその後は、原作では
触れられていないので、旨くいって
いるのでしょう。
そういえば、この愛人
見た眼に似ず、料理がめっぽう上手で
意外と家庭的ということですからね。
原作では、希美が不治の病で
入院するのですが
この、病院の手配をしたのは
この父親だということです。
原作では、その事実のみ記されているので
父親・晋の胸の内は分かりませんが
どのような心情なのか興味がありますね。
父親の自分よりも早く死んでいく
娘を不憫に思っているのでしょうか？
ドラマでは、詳しく触れられるかも
しれないですね。
他にもたくさんの記事があります。
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