安藤望はドラマ『Nのために』の主要登場人物の
なかでも心に負った傷が少ない人物です。
その安藤は犯罪とはおよそ無縁の存在ですが
野口夫妻死亡事件に大きくかかわっています。
今回は、その安藤が事件とどうかかわっているのか
ネタバレします。
安藤望は人口3千人にも満たない小さな島の
出身です。
小さな島のなかではありますが神童と
呼ばれるほど優秀で、勉強でも
スポーツでも常にトップでした。
ただ、能力がずば抜けてよいというの
ではなく、たいへんな努力の結果の
たわものです。
しかし、人と接するのは
苦手としています。
杉下や西崎と親しくなるのは
東京にでてきて、下宿ののアパートが
台風の被害で床上浸水したときのこと。
杉下や西崎のことはこちらの記事
⇒ネタバレ 杉下の受けた仕打ちとは?
⇒ネタバレ 西崎は母親の被害者!?
杉下と西崎は1階の部屋だったため
床上浸水で、2階に避難します。
このとき、2階の住人安藤が部屋に
招き入れたのが交流のきっかけで
親しくなります。
あるとき、3人の住む築70年の
オンボロアパートが水漏れして
3人で協力して、修理しましたが
ノコギリを使うのも杉下よりも
下手でダメだしされます。
安藤は学校の成績は優秀ですが
日常的なことはちょっと、という面も
あるのですね。
問題の事件が起きた夜。
安藤も杉下や西崎がたてた計画
(奈央子を救い出す)に
かかわってわいますが
計画には加わっていません。
これは、安藤を巻き込みたくないという
杉下の思いやりなのですが
安藤にとってはなにか二人でコソコソと
やっていて自分には知らされないという
疎外感がありました。
そして、事件の夜約束の時間よりも
かなり早くついてしまった安藤は
野口宅の玄関まできますが
約束の時間にまたこようと
立ち去ります。
このとき外れていたチェーンを
掛けてしまうのです。
チェーンについてはコチラの記事
⇒Nのために ネタバレ!チェーンのなぞ!
なぜ、安藤はチェーンを掛けたのか?
これには、原作にも明快な説明がないので、
推察になりますが
特に、深い意味はなかったのではないで
しょうか。安藤は依然からチェーンの
存在を知っていましたし。
なんとなくしてしまった。ということ
みたいです。自分の行動を振り返っても
そんなことありませんか?
あのとき、なんであんなことしたんだろう、と。
安藤の場合、疎外感からくる気持ちが
ちょっと困らせてやろうという
行動になったのかもしれないですね。
安藤が、約束の時間に再訪問していれば
事件は起きなかったかもしれないですが
安藤は喫茶店で寝込んでしまい
大幅に遅れてしまいます。
その時にはすでに、チェーンが掛けられた
密室の野口家内で野口夫妻は絶命して
いたのです。
他にもたくさんの記事があります。
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
コメント 0