ドラマ『Nのために』では屈辱的なシーンが
多くみられます。
第3話での、希美の土下座のシーンがその最たる
ものでしょう。
今回は、高校生である杉下希美がなぜ
土下座までしなければならなくなったのかを
振り返ります。
希美が最初に土下座したのは、父親・晋の
愛人に食べ物をもらうためでした。
「食べ物を恵んで欲しければ土下座して
お願いしな」と言われた時。
希美は一瞬、『誰がおまえなんかに!』と
思ったのですが、弟のことを考えると
従うしかなかったのです。
それもこれも、母親の早苗が生活費を
全部つかって高価な化粧を買ってしまったから。
原作での母親・早苗のその後と結末
そもそも、父親が家族を追い出したから。
杉下の受けた仕打ちとは?
父親の愛人に対しての土下座では、
他の人はいないなかでしたが、
第3話では、父親の仕事関係の行事が
あるなか。つまり多くの人の見ているなかでの
土下座でした。
最高に屈辱的な土下座といえるでしょう。
ここまで、実行できる人は少ないんでは
ないでしょうか。
こんな屈辱的な行為をする決心が
できたのも、成瀬の『カンバレ!N』の
メッセージを見たから。
ところで、希美はこの(第3話の)土下座で
目的のためには、手段を選ばない強さを
得たんではないかと思います。
逆に、人を愛する気持ちは失くした。
というより魅力を感じなくなった。
ちなみに、この父親に対する土下座の
場面は原作ではありません。
父・晋に頭を下げて頼んだ。という
平凡なものにとどまっています。
ドラマではもっと過激な演出が
ありそうですね。
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